不動産トラブルに遭遇しない方法を考える

住宅を購入するまでの流れ

一世一代の買い物

不動産を購入するとなったら必ず資産を用意しなければならない。ある程度購入できるという前金も用意しないといけないという決まりはもちろんあるが、やはり一生に一度というくらいの大きな買い物になるのは目に見えている。購入と口にするが、たかだか数十万円程度で購入できるといった安価なものではない。100万円でも足りるはずもなく、その一歩先となる1,000万円台が基本の値段となってくる。住宅が販売されている地域によっては1,000万円台でも足りず、そのさらなる一歩先の1億という値段で売買されているケースもあるからだ。これ等の数字が正しいと断言できるものではないが、とにかく住宅とは高い買い物をするのだということだけを念頭に入れてもらえればそれで良しとしよう。

そんな高い買い物をする際には当然、慎重に慎重を期す人がほとんどのはず。何も考えずに財布から出して、即断即決といった手段で住宅を購入する強者がいたら、それはよほど金銭に困ることなく平然と出来るということはそれだけの資産力を有しているということだ。一般人にはそこまで豪快な真似はできない、と言うよりできるはずもなく、またやろうとも考えたことはないと思いたい。思い切りが勝負という場合もあるが、不動産の購入に関して言えばそうした行動は命取りになりかねない。

高い買い物をするのだから少しくらい情報が足りなくても問題なく購入できるだろうと思い込みたいところだが、そうした感情を持ってしまうとやはり後先考えずに突張してしまうもの。そう思えるほど、不動産を購入するとなったら熟考して考えてから決意を改めなくてはならない。そんな住宅購入、今回は主に一戸建ての購入を考えている人たちを対象に話をしていこう。

住宅購入の主な流れ

住宅を購入するといっても色々あるが、購入となったらやはりマンションなどの集合住宅の場合は分譲を、それ以外は一戸建て住宅の購入というどちらかに分かれるだろう。しかし今回は後者の、一戸建て住宅の購入というものがやはり一番しっくり来るので、その点に注目して話をしていこう。

購入と言っても、住宅を買うためには一体どんな手順で物事を進めていって、必要な書類などの不備が内容準備を進めると言った、そういったことも含めて正直わからないことだらけの人が多数だと思う。なので一連の流れをまとめて紹介していこう。

  • 1.媒介業者に対して、広告物件の問い合わせや物件紹介の依頼
  • 2.物件の見学『内見』をする
  • 3.買付証明書の提出
  • 4.売渡承諾書の受領
  • 5.重要事項説明を受ける
  • 6.売買契約の締結
  • 7.住宅ローンの申込
  • 8.中間金の支払い
  • 9.残金決済

住宅を購入するとなったら、だいたいこうした流れを一通りこなしていかなければならない。意外とすぐにでも用意しなければならないと思われているだろうお金の支払いに関しては最後の方へと後回しにされ安いという。どうしてかと考えると、まっ先に思い浮かぶのが購入した住宅で住むとなった場合、本当に住むとなったらやはり資料と実際に見ていたものとで著しい乖離がないかどうか、また自分が理想としている住宅かどうかといったそんな線引を確かめなくてはならない。

たやすく見つけられるものではない、むしろ最悪といってもいいような状況に出くわすことだってあるかも知れない。住宅購入といえばあらゆる側面から未然に危機的因子を取り除く必要がある。購入する時から危ない要素がはらんでいるような、ちょっとしたパニックホラーみたいな状況を望んでいる人がいるはずもない。自分たちの安全が高確率で保障された家での暮らしを望む。そうした確認が済み、これから住んでいく上で困ることなく平等な暮らしというものを求めるのは当然の内だ。

カンテイくんの存在

先に紹介した流れで住宅の売買が決するわけだが、その一連の流れだけではやはり不安という人もいるだろう。現在では存在していないが、そうした空いている不動産物件を購入しようとなった時に使うと便利なオンライン診断ソフトが公開されていことをご存知だろうか。それは『カンテイくん』と呼ばれるもので、これを使えば実はこれから購入する予定の不動産が適正価格よりも高いか安いかを見極めてくれる代物だ。

主な使い方としてはカンテイくんを使用して、これから住むことになる予定の住宅を査定し、購入時の適正価格を示してくれる。本当はこれくらいかもしれないと査定されても使い道はないだろうと、そう思う人もいるだろう。ただ中には査定された金額を元にして現在の値段よりも高ければ交渉事に持ち込みやすくなっている。そういう意味では消費者の味方をしていると思うのだが、本質的な意味ではそういった意図は薄いと思う。安く買えればそれに越したことはないが、それでも限度というものはある。また提示されても交渉を得意としない人がやってしまったら、相手を怒らせて契約を一方的に破棄されてしまう可能性も出てきてしまう。

住宅の値段を釣り上げている場合もあるため、こうした鑑定してくれる診断ソフトがあるのはある意味心強い。しかし当然正しいというわけではないため、現状では使用できなくなっているためそこまで気にすることもないが、もしもこれから購入する住宅の値段が気になっていると思うのであれば、一度不動産鑑定士に評価してもらうのも手だ。